●湊・水神宮祭礼の日

６月最終土曜日の２７日は本来なら湊の水神宮祭礼が行われ、旧江戸川堤防上に露店（屋台）が並び大賑わいになる日です。しかし、今年は新型コロナウィルス感染防止のため、屋台も中止となり、限られた神事のみ行われることになりました。
神事とは、湊の現在の自治会役員だけで船橋大神宮の神官を呼んで御祓いをやってもらうということでしたが、何時からかという情報は当サイト作者は事前にキャッチできませんでした。この御祓いは午前１０時から行われたとのことです。
当サイト作者は例年なら人が多く訪れ、混雑がピークに向かう時間である午後５時頃のようすを、今年の祭礼の日の姿として記録すべく出かけてきました。
ご参考→昨年２０１９年のレポート

行徳街道の写真の場所には例年、お参りの参道入口が設けられます。今年は何も設けられませんでした。	屋台が並ぶ旧江戸川堤防上も、お参りルートである堤防下の道も大賑わいになる時間ですが、閑散としていました。
水神宮です。お参りをしてきました。やはり祭礼の日であるためか、当サイト作者がこの付近の写真を撮っていた数分の間で参拝の人が２組いました。	屋台が並んでいない旧江戸川堤防は普段の風景。ウォーキングやジョギングをする人はけっこう多くいました。

●雨の季節へ

新型コロナウィルスに対する緊急事態宣言は、５月２５日（月）に東京圏の一都三県が解除され全国すべての都道府県での解除となりました。世の中の動きも正常に戻りつつあります。しかし、ウィルスが消えたわけではないので、まだまだ油断できない状態は続きます。
そして季節は梅雨へと移ってきました。関東は６月１１日（木）に梅雨入りが発表されました。
ウィルス対策で多くの人が外出時にはマスクを着用していますが、梅雨入り前から夏のような暑さになった日がありました。梅雨に入ると今度は湿度の高さ、やがて梅雨明けになると本格的に夏の暑さが続きます。これからがむしろ厳しい日々となります。
（写真：６月１３日（土）午前１１時頃 行徳駅南側の千葉銀行前で）

●地域の風景・・市川塩浜、江戸川第一終末処理場工事現場

※以下、写真は５月３０日（土）１３時〜１４時にかけて撮影

□ ＣＶＳ・ＢＡＹ・ＨＯＴＥＬ

ＪＲ京葉線市川塩浜駅前にあるＣＶＳ・ＢＡＹ・ＨＯＴＥＬがこの５月３１日完了予定で１０階建ての新棟を建設していましたが（2018年12月1日レポート参照）、どういう状況か見てきました。
新しい棟の外観は完成した状態でしたが、外から分かる範囲では１階部分は内装工事が始まったところでした。ホテルとしての開業はまだしばらく先と思われます。

一番左が市川塩浜駅の南口。その隣の青い建物がＣＶＳ・ＢＡＹ・ＨＯＴＥＬの本館、その向こうが新しく建てられた１０階建ての新棟、奥が３階建ての新館。

１０階建ての高さがあるので、市川塩浜駅の反対側からも建物を見ることができます。

□ 塩浜二丁目の親水護岸

塩浜二丁目、市川塩浜駅南側から海にかけては市川市により整備工事が行われています。（2019年9月16日レポート参照）
今回、訪ねてみると、市川市内初のラウンドアバウト（環状交差点）脇から海辺への遊歩道が通行可能になっていて、まだ一部の範囲ですが海のそばまで行くことができるようになっていました。

ラウンドアバウトそばの遊歩道入口。高潮対策と思われますが、堤防として少し高くなっていて、そこを上っていきます。	遊歩道を上りきって海を眺めることができる場所に出ました。海辺に柵があるのが現時点で海のそばまで立入り可能な範囲。
海のそばまで下りてみたところ。	堤防上は公園として整備が進められていますが、モニュメントが設置されていました。名前が「市川塩浜常夜燈」。行徳のシンボルと言えば旧江戸川沿い本行徳の常夜燈ですが、それにちなんだもののようです。

□ 江戸川第一終末処理場工事現場

次に江戸川第一終末処理場の工事現場を見にいってみました。
千葉県の建設状況ページには、今の時点では本年が第一期工事分の供用開始予定と載っていますが、具体的にいつかという情報はありません。現場を見ると、外観は完成していると見える建物（多くは低層）がいくつも並んでいる状態です。

加藤新田から見た工事現場。一番高さがあると思われる数階建ての建物を見ることができました。

幸一丁目から見た工事現場。いずれも低層の建物で、工事現場は柵で囲われているので建物上部しか見ることができませんが、真新しい建物がいくつも並んでいるのは分かります。

※補足
江戸川第一終末処理場の工事現場の住所は本行徳となります。
行徳の歴史についての資料を見ると、東京メトロ東西線の建設と区画整理事業が行われる前は、旧道（行徳街道）沿いに今も町名として残る多くの地域の範囲が昔の海岸線のほうまで広がっていました。そして、区画整理により海側は住居表示が実施され、新しい町名が次々に付けられました。しかし、この終末処理場工事現場のように区画整理がまだ行われず、また住居表示も行われていないエリアはまだ昔の町名のままです。つまり、かつての本行徳の範囲のうち、旧海岸線に近い範囲が分断された形で残っているということです。
ちなみに、この工事現場の東、江戸川放水路の側にある妙典少年野球場のあたりの町名は住居表示未実施のまま残る下妙典です。

●更新情報

• 当サイトについてに追記しました。
  
  サイトの目的に、これまでの地域を盛り上げることに加え、地域を記録して資料として残すということを加えました。
  この「行徳雑学館」を作ってから昨年（２０１９年）夏で２０年を経過しました。インターネットでの情報発信の手段としてWEBサイトはもう主流ではなくなっていますが、情報を整理して残す手段としては有効なものです。それで、これまで蓄積した情報、今後蓄積を続ける情報を地域の姿を記録した資料として残すことを明記して、これまで以上に力点を置くこととしました。
  
  
• 食の部屋（過去分）を追加しました。
  
  これまでもトップページに掲載したイベントのレポートを、イベントレポートページで整理し、資料性を持たせることをしてきました。それに加えて今回、これまでの食の部屋に載せていなかった、当サイト作者が２０１５年以前に地域のいろいろな店へ行った日のブログ日記へのリンクや、閉店した店へ行った日の分へのリンクを、資料としてまとめました。

●絵になる風景を求めないウォーキング

新型コロナウィルス対策で当サイト作者も在宅勤務となっています。そうなるとどうしても運動不足になりがちです。そこで休日にやっているのが長い距離を歩くウォーキングです。
でも感染防止のためあまり人が多いところは避けるようにしています。人が多くなりそうな場所というと、やはり絵になる風景の場所。
地域で思いつくのは野鳥の楽園、市川水路や江戸川放水路、旧江戸川の堤防、行徳駅前公園をはじめとする規模が大きめの公園などです。こうした場所は、緑が多い、水辺であるなどで癒されるとか、設備が整えられてくつろげるという場所です。しかしまた、運動がてら出かけるならそういう場所へ行こうと、同じようなことを考える人が集まりやすいともいえます。

当サイト作者もそうした場所へ行きたいという気持ちはありますが、人が多そうな場所を避けるということからしばらくは我慢することにしました。そして、住宅地の中を通る、交通量の多い表通りからも少し離れた道を縫って歩くようにしています。
（写真:宝二丁目 ５月２日（土）午後１時頃）

●新芽の季節

新型コロナウィルスの流行に対して４月７日（火）、ついに政府が緊急事態宣言をするに至りました。千葉県も不要不急の外出自粛要請の対象となっています。
世の中がそうした状況ですが、季節の歩みは進んでいきます。桜が散ったあとは落葉樹に新芽が現れてきます。香取一丁目の香取神社でも境内のイチョウが新緑に覆われつつありました。（４月１９日午後１時半頃撮影）

不要不急の外出自粛といっても本旨は人との接触を避けること、特に「三つの密−密閉、密集、密接」（三密）の状況を避けるようにすることです。食料品等生活に必要な買い物や、健康のための散歩・運動まで控えるということとはされていません。

当サイト作者も新型コロナウィルス対策で在宅勤務になっていますが、毎日の通勤がないため運動不足になることを実感しています。香取神社へ行くときはウォーキングを兼ねて出かけましたが、三密な場所を避けるために人があまり多くない道を選んで歩きました。行徳は郊外の住宅地域なので駅前の商店街などを除けばそんなに道が混んでいるわけではありません。（写真は４月１９日午後１時頃、行徳駅前四丁目で）

●４月の天気は不安定

新型コロナウィルス蔓延のニュースが続き、陰鬱な気分が世の中を覆っています。せめて気候ぐらいは春らしい陽気になってほしいところですが、４月の天気は不安定で気温も乱高下しています。
４月４日（土）、５日（日）の週末も、土曜日は最高気温が２０度を超えて春の陽気となりましたが、日曜日は気温も急低下し、昼頃は雨雲が通過しました。

春の陽気となった４月４日（土）。午前１０時半過ぎの南行徳駅前。

気温が急低下した４月５日（日）。午後１時過ぎ、時雨模様の西友行徳店前。