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行徳のアルバム ８．昔からの街で−その２
行徳駅前通りより南行徳側
(３).相之川丁字路
相之川一丁目、行徳街道が浦安方面に曲がる丁字路（手前が浦安方）
撮影：1999年10月17日
行徳橋のほうから来た行徳街道は相之川一丁目で左に曲がり浦安へと向かいます。このあたりはそば屋や寿司屋が並び相之川の集落の中心であったことがうかがえます。写真の丁字路は浦安方から見た風景です。右へ曲がると行徳橋を経由して市川（八幡）、左へ向かうと現在は川沿いを浦安の当代島にたどり着きますが、1979年（昭和54年）に現在の今井橋に架け替えられるまではこの先に今井橋があって東京方面へのルートでした。道路の行き先標識に「小松川」の文字が残っていたのはその名残でした（「小松川」の文字は2001年春に「当代島」に書き換えられました。なお、こちらもご参考。）
また、明治、大正の古い地図を見ると、実はこの丁字路は存在していないのです。浦安への道は右の地図のような折れ曲がったルートになっていました。この道は今も街道に対する裏道となって残っていますが、どうしてルートが変わったのでしょう。
元の道だと狭い上に急カーブが続くことになるので、大型のバスなどが通れるように今の丁字路のルートを作ったのかもしれません。［参考資料」
- 「地図に刻まれた歴史と景観 明治・大正・昭和−市川市・浦安市」児玉幸多・古島敏雄 監修、小室直樹 編著、新人物往来社
(2001年6月3日 update)
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