資料目録へ｜ 玄関へ 謎の「江戸川スポーツランド」 ■南行徳からのバスの行き先 南行徳駅に発着する京成バスの、一方の終点は塩浜ハイタウンと一部の便が新浦安駅ですが、もう一方の終点は「江戸川スポーツランド」というところです。 でも、その江戸川スポーツランドっていったいどんなところなんでしょう？ バスの終点になるくらいだから、かなり大きなところなんでしょうか？ ■江戸川スポーツランドはどこにある？ 江戸川スポーツランドは、旧江戸川沿いの水門橋近くにあります。 南行徳駅からのバスは今井橋への大通り（追記2014年：この通りの相之川のバイパス交差点までの区間は2014年に「南行徳駅前通り」と名付けられました）を北上し、今井橋を渡って江戸川区に入ったところで、篠崎街道のほうへ右折してスポーツランドへ向かいます。 スポーツランドは住所で言うと、江戸川区東篠崎一丁目というところにあります。 この写真が、スポーツランドの正面です。「江戸川区」の「江」と「戸」の字が、ちょっと立木に隠れていますけど「江戸川区スポーツランド」の名前が見えます。 つまり、バス停は「江戸川スポーツランド」ですが、正式な名称は「江戸川区スポーツランド」なのです。 それにしても、正面から見ると、大きな施設には思えませんね。 そこで、スポーツランドを横から見てみましょう。江戸川沿いの遊歩道（バス停とは反対側）から見ると、体育館風の大きな建物が見えます。おおきいと言っても、巨大というような感じではないですね。 写真を取りに行ったときに貰ったパンフレットによると、屋内の施設としてはアイススケートリンク（１０月〜５月）とプール（７月〜９月上旬）と健康ルーム（トレーニングルーム）があるようです。 （おそらく、アイススケートリンクとプールは切り替え式と思われます。） それから、どこにも江戸川区民以外は使用してはいけないなどとは書いてませんから(^^)、行徳のほうの人間がいっても全然かまわないです。（もっとも、塩浜ハイタウンそばの、市川市の塩浜市民体育館のほうが近いですが） ■なぜ、ここがバスの終点なのか？ それにしても、単なる自治体のスポーツ施設で、そこそこの大きさでしかないのに、どうしてバスの終点なんでしょう。（途中のバス停なら分からないでもないですが） その謎は、次の写真を見ると分かります。 これは、江戸川スポーツランドバス停から、スポーツランドの方を写した写真です。 街路樹の向こうにスポーツランドの建物が見えます。そして、その手前、道路の反対側にバスが並んで止まっているのが見えます。 これが、江戸川スポーツランドが終点になっている理由なのです。 これは京成バスの江戸川車庫です。つまり、車庫があるので、車庫への出入りも兼ねて、ここが終点になっているのです。実際、南行徳からだけではなく、江戸川区内の都営新宿線瑞江駅やＪＲの小岩駅からも「江戸川スポーツランド行き」のバスが数多く走っています。 ちなみに、僕が１９８５年に初めて市川市に住んだときに（原木中山でしたが）、本八幡の市役所へ届けを出しに行ったときに貰った、「市川市情報ハンドブック」というのを本棚から引っぱり出して（ホコリだらけだった^^);;）、市内バス路線案内図を見てみると、南行徳駅からのバスの終点は「江戸川車庫」になっていました。 なるほど、ここは一番近い駅でも、都営新宿線の篠崎（1986年頃開業）で、直線距離でも1.5kmくらいありますから、バス停の名前にスポーツランドを付けないと、どこにあるかも分からないし、なかなか人が来てくれないのでしょうね。 (Newly added:1999年7月24日> (Last updated:2014年12月7日> 資料目録へ｜ 玄関へ